学生の長期休暇におすすめな本
長いお休みの時だからこそ読みたい本を紹介します。
目次
①「カラフル」 森絵都
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。
「カラフル」という題名以上に繊細な内容です。
最後の展開でスッキリと寂しさが現れ、人の生死に対する考えを深めさせてくれます。
②「僕らの七日間戦争」 宗田理
明日から夏休みという暑い日のこと―東京下町にある中学校の1年2組の男子生徒全員が姿を消した。事故?集団誘拐?じつは彼らは河川敷にある工場跡に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだった。女子生徒たちとの連携による奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件や市長選挙汚職がからまり、はては解放放送とバリケードに感激する全共闘世代の親やテレビ・レポーターも出始めて、大人たちは大混乱…鮮やかな終幕まで、息もつがせぬ軽快なテンポで展開される、諷刺いっぱいの大傑作コミック・ミステリー。
ティーンエイジャーの気持ちを思い出させる1冊です。
十人十色の中学生達が力を合わせて大人に立ち向かう姿はとても勇ましかったです。
青春ってこんなんだったなぁ〜
③「十字架」 重松清
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。吉川英治文学賞受賞作。
衝撃で始まり、月日が経つにつれて人間関係や考えがどんどん変わっていく作品です。
時が忘れさせてくれるものと記憶にずっと留まるものの差が残酷だと感じました。
④「ハリーポッター」シリーズ J・K・ローリング
孤児で、義父、義母(伯父、伯母)に冷遇され、従兄弟等にいじめられているハリー・ポッター少年は、11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知らされる。ホグワーツ魔法魔術学校へ入学し、いままで知らなかった魔法界に触れ、亡き両親の知人をはじめとした多くの人々との出会いを通じて成長する。
そして、両親を殺害したヴォルデモート卿と自分との不思議な因縁を知り、対決していくこととなる。
映画がとても有名ですが、長期休暇に是非読んで欲しいシリーズです。
小説は映画よりも細かい描写が書かれており、より深くハリーポッターを味わえます。
⑤「12歳で100万円ためました!ー本当のお金持ちになった女の子のお話」 キム・ソンヒ
”お金持ちになりたければ、まずお金を好きになってみて下さい。だけど、きれいなお金を好きにならなくてはいけません。 ”
韓国の女の子が12歳で100万円をためるまでの実話が、子どもたちが楽しくわかりやすく経済について知ることができる本。韓国で10万部を超えるベストセラーとなったこの本は、わが子をお金の使い方、儲け方のわからないおとなに育てたくない親、必読の一冊です。子どもにお金の話をすることは悪いことではありません。むしろ、子どもたちがこれからの時代を生き抜くために、早いうちから知っておかなければならないことなのです。 巻末には、森永卓郎氏の書き下ろしコラムも収録!
お金を稼ぐことを大声では宣言しずらい世の中ですが、正しいお金への向き合い方について学べる1冊です。
まとめ
長期休暇という時間があるときに読んで欲しい本5冊でした。
毎日少しずつ読むのもいいですが、まとめて読める時間を作って本を読んでみませんか??
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