北海道と沖縄で文通してました
夏野りつです。
今回は「北海道と沖縄で文通していた話」について紹介します。
文通を始めたきっかけは?
北海道にある私の小学校は沖縄の小学校と毎年交流をしていました。
北海道の子は夏に沖縄へ、沖縄の子は冬に北海道へと
夏と冬にお互い行き来していました。
(実際に行く児童は高学年の希望者のみ)
その交流の中で、
小学5年生の冬に知り合った同級生の女の子に住所を教えて文通を始めたのがきっかけです。
先輩たちが文通をしているのをみて「絶対文通したい!」と思っていたので
人一倍友達を作ろうと努力していました。
実際に文通してみて思ったこと
①「北海道から沖縄に本当に届くんだ!」
沖縄という南国が想像もつかないほど遠いので
本当に手紙が届くのか半信半疑でした笑
東京は日本の中心だから手紙が届かないことはなさそうだけど
沖縄までは信用ならんぞ!と構えていたので初めて手紙が来たときは歓喜でした。
郵便番号の始まりが9だったのも衝撃でした。
北海道は0から始まるので勝手に市外局番と同じ属性だと勘違いしていました。
井の中の蛙とはこういうことです笑
②普通の会話から文通らしいことまで話せた
好きなアイドルや部活、好きな人の話など、
想像以上に女の子な話をしていました。
1月に外でテニスをしていることや、
沖縄の冬でも長袖着るということを聞いて改めて驚愕もしました。
また、たまにそれぞれの方言クイズを出題していましたが、
沖縄の言葉はレベルが格段に難しい!!笑
北海道はあまり方言がないのでクイズを絞り出すのに苦労もしました。
しかしながら、
北海道と沖縄で文通をすることはあまり経験できないことだと考えていたので
自分がその経験をしていることにとても充実していました。
なぜ文通が終わったのか
しかしながら文通は2年ほどで終わってしまいました。
なぜそうなったのか私なりに分析してみました。
①私の文通へのやる気が一方通行だった
もう文通をしたいという強い思いがあったので、
手紙が届いてから2日後に返信をすることが多々ありました。
深く考えない子だったので(今もそうですが)、
相手の気持ちや間隔を考慮しないで文通をしていたと思います。
北海道から沖縄まで2、3日あれば手紙が届くので
えらくスピード感があったと思います。
文通にやる気があってもさすがに1週間たたずに返信が来たらすこし怖いですよね笑
②意外と趣味が合わなかった
文通していた沖縄の子は中学でテニス部に入部し、好きなものはワンピースのゾロでした。
しかし私は帰宅部でワンピースは全く知らず、SMAP大好き人間でした。
使っていた手紙のデザインもお互い違っていました。
手紙のデザインの趣味は違っていても全然ありだと思いますが、
それ以上に自分の好きなことを深く話せていなかったと思います。
③携帯電話を持ち始めたから
文通していた子が中学生になると携帯電話をも持ち始めました。
私はiPodtouchでメールを済ませていたので
メールアドレスを交換しました。
交換したはいいものの、メールの距離では話すことがなかったので
メールを送ることもなく、文通もフェードアウトしていきました。
最後に
文通は終わってしましましたが、
北海道と沖縄という遠い場所で文通した経験はとても貴重な体験でした。
今回は沖縄の方との文通でしたが、
地域にこだわらずお手紙交換はしたいと思っています。
今改めて文通する相手を見つけることは難しいと思うけれど
これを機に真剣に考えてみようかな。
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